最先端科学は不妊でお困りの方々へ妊娠、出産という大きな望みを与ています。
しかしながら、技術だけで生命活動を全て操作できるわけではありません。
現に最先端の生殖医療である体外受精、顕微授精を試みるのだけれど、望む妊娠まで辿り着けない方々があることも確かです。ホルモン剤の服用、投与で妊娠できる準備は万全であってもです。
当院利用され不妊施術受けていただく方とお話しするテーマは次の4っです。
1っ目は、女性の体には生理的なタイムリミットがあること。
体は年齢とともに老化していきます。生殖細胞では顕著です。
40代での不妊鍼灸はお断りすることもあります。
お断りする代わりに最先端医療で40歳を過ぎ妊娠され出産後のお身体の不調あった場合の
健康相談、回復のためのお手伝いをさせて頂いています。
2っ目は、女性の方が受診頻度多く仕事との両立を求められる。
お仕事をされながら街の医院、病院へART生殖補助医療受診していくことはすごく大変です。
折角時間取っても体調等によってはスケジュールの見直しをしないといけない場合もあります。
3っ目は、ご夫婦にとって経済的な費用負担がとても大きいこと。
ようやく、不妊治療が保険適用となりました。一般の方が体調を壊して受診、支払う医療費とは
桁違いです。
4っ目は、不妊治療続ける女性のメンタル面の負担。
当院ご利用されるのは女性がほとんどです。お話しする中でご主人の積極さが
やや乏しいこと感じます。
妊娠、出産までは女性の体内で起こることなのですが、それだけに周りのサポート大切です。
来院いただく方とお話しする中で気がつくことは、担当ドクターが日常大切なことには触れず、卵子の数、質の良し悪し、子宮壁の厚み等を見てくれるだけだと。日常大切な事とは、飲食殊に冷たい嗜好品を極力避ける。喫煙される方は禁煙を心がける。十分な睡眠の確保など、基本的な事ですが、この基本ができていない方が結構多いのです。ここに東洋医学による身体の見立てがお役に立ちます。
移植の日を迎え、お母さんになるための準備の手伝いと言い換えていますが、患者さんの身体にあるツボを適宜利用することで体の血行を良くして、気負う事なくメンタル面も落ち着けてその日に臨んでもらいます。
















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