令和2年、11/7、吃音に関するブログをアップしたところ、お問い合わせが数件ありました。反応数としては少なくありません。
どもりでお困りの方、心配するご家族がいらっしゃいますね。
私自身が「吃音もち」です。
吃がない方にはわかりにくいかもしれませんが言葉が詰まった時、出ない時に、「ゆっくり話してごらん」と言われるとかえって喋れなくなるんですよね。実際、滑らかに言葉が出ない場面として電話を受ける時「中浦です」の最初の言葉「な」が出ないんです。だから、「こんにちは中浦です」などと喋りやすい言葉付け足してみたり、言葉出にくい時には体を揺すってみたりしないとうまく言葉が出ないことあります。外出先の機内でアテンダントの方に「お飲み物、何になさいますか?」私は「ホット」と答えようとしました。でも「ホット」の「ホ」の言葉が、出てくれないんです。アテンダントの方も横に座ってる方も、なんで返事しないのか不審がる感じで私を見ていました。恥ずかしいやら悔しいやらでした。
だから流暢に喋れたらどんなにいいだろう、淀みなく、詰まる事なくおしゃべりできる、吃音を持つ者(私も含め)の憧れなんです。
私から言わせてもらうと、吃音のある方はお喋り好きなはずです。
例えばアメリカ大統領バイデンさん、日本でも故田中角栄首相も吃音もちでした。
言葉詰まるから、尚のこと言葉を相手へ伝える事に真剣になれるはずです。
そのために、喋るときの間の取り方、伝わりやすいおしゃべりの仕方など考えつく事あるかもしれませんね。
鍼灸の吃音施術は、口角横にあるツボ用います。加えて有効性を高めるためにストレス軽減も併せて行います。
おしゃべり楽しめるようになりましょう。
2022
29Jan
吃音「どもり」への鍼灸治療
















