先日、当院のブログに掲載した吃音に関する内容へご質問いただきました。
「子供の吃音に鍼灸は有効ですか?」。
対象者は小学校低学年男子、会話中に言葉が詰まり、親としてなんとかしてあげたいとのことでした。
吃音にも軽度の言葉の詰まり、会話にさほど支障をきたさないケースから、言葉が続いて出てくれない、会話が途中で途切れ間が空く状態とあります。
ストレスを感じる状態にあると吃音が起こりやすいことは確かです。原因は進歩した医学を持ってしてもわかってはいません。
東洋医学では、体の緊張を和らげるツボ、吃音に効果あるとお口周りのポイントに施術を行います。
5~17歳までの児童の施術例がございます。「言葉が出やすくなった」、「詰まりが少なくなった」と喜んでいただきました。
施術中の会話も大切にしています。五十音中どの言葉が出にくいかによって、施術に用いるツボを決めます。また、会話による緊張を和らげる作用も大事です。
私自身、吃音があるので、会話が流暢に続かないもどかしさは良くわかります。
小、中、高校と国語の教科書を順番に音読するのが大嫌いでした。言葉が詰まって出ない苦しさ悔しさ、かっこ悪さは吃音を持つ者でないと分かってもらえないですね。
私も今でも言葉が詰まることあるんですが、こうして鍼灸院を開設してさまざまな年代の方々とお話しできています。
吃音でお悩みの方、治していく手段が見つかっていない方、お気軽にご相談ください。















